冬の北海道での散歩
犬を飼っていて北海道に移住するとなった時、意外と気になるのが冬の北海道での散歩です。
真冬の物凄く寒い時や、雪が降っている時の散歩はどうしているのか？
きちんとワンコの散歩をしている人であればあるほど気になると思います。
私自身、散歩は毎日欠かさず行っていたので、北海道に移住することを考えた際に散歩事情がとても気になりましたが、調べたり聞いたりしても、私が欲しいような答えを得ることができませんでした。
なので、そういったワンコの散歩についての疑問に、この記事が役に立てばと思ってます。
とにかく寒い
結論から言うと真冬の北海道でも散歩はできます。
私とHSP犬はほぼ毎日散歩に行っております。雪が降っていても、一日中吹雪いていない限り散歩に行きます。
しかし、注意点もあります。
ご想像の通り、北海道の冬の散歩はとにかく寒いです。
特に晴れている日は放射冷却が強まり、本当に冷えます。
なので、防寒は欠かせません。うちの子は靴を履かせ、ダウンを着せます。しかしそれでも寒くて震えたりします。
犬は下毛がある「ダブル・コート」と下毛が無い「シングル・コート」に分かれます。
簡単に言うと夏と冬で毛が抜け変わるのが、「ダブル・コート」の犬で、伸びてトリミングをしなければならないのが「シングル・コート」の犬です。
「ダブル・コート」の犬 は寒さに強いのですが、 「シングル・コート」の犬 は寒さにとても弱いです。
防寒対策をして長時間は禁物
なのでうちはしっかり防寒対策をして散歩に行きます。
家の中は暖かいので、いきなり寒い外に出るのも危険なので玄関で服を着せたり、靴を履かせたり寒さに少し慣らします。人間も寒さに慣らした方が良いかもしれません。
ちなみにうちはこちらの靴を履かせています。
とても手頃な値段で、替えも用意しやすいです。脱げやすいですが、その分履かせやすいという利点もあり、重宝しています。ラバーの靴やしっかりとした靴も試しましたが、履かせにくかったり、重くて嫌がったりなどした為、こちらに落ち着きました。
後は、寒さに弱い犬種は長時間の散歩にも注意してください。
晴れていたりすると気持ちよくてつい長く散歩してしまいますが、陽が出ていても、空気は物凄く冷たく、雪も全く解けません。なのでうっかりすると寒さにやられるので気を付けてください。
雪道は滑る
人間も犬も滑って転ばないように注意してください。
特に犬は靴を履かせた場合、爪でスパイクできなくなるので気を付けて歩かせてください。
人間も雪で滑らないブーツや長靴を履きますが、油断すると普通に転ぶので気を付けてください。
除雪により、圧雪された雪道は滑りやすいです。
真冬の散歩は汚れない
色々注意点を書きましたが、冬の北海道の散歩は良い点もあります。
それは「汚れない」という点です。
あまりの寒さで雪がパウダースノーなので、雪が体についても払えば簡単に落ちます。
なので、散歩後は、雪玉になって体にたくさんついていない限り、ワンコについた雪はササッと払い落とせばそれで済んでしまいます。
雨や、べた雪の場合はそうはいきません。足やお腹、服がとても汚れるので、お湯で洗わなければなりません。
雪が降り始める11月や、終わりの3月4月の方が気温は高いですが、散歩の際の手間は増えると言っても良いかもしれません。
景色が綺麗
そして何より雪景色はとても綺麗です。
やはり何だかんだ言って、私はこれが一番かもしれません。
全てを覆いつくす真っ白な雪景色。町中でも十分に美しいです。特に晴れた日の青空とのコントラストは最高です。
散歩していると、ついワンコに「綺麗だね」と話かけてしまいます。
結論
結論としては、真冬の北海道の散歩は可能ですが、とても大変なのは事実です。
特に雪が多い年は（2020年は結構多かった）雪が降る中散歩に行くこともしばしばです。
気温も半端では無く下がりますので、部屋の中を暖かくし過ぎると、外に出るのが嫌になってしまいます。
しかし、前述したように良い点もあり、決して散歩は不可能という訳ではありません。
防寒など工夫をしてあげて、楽しい散歩をさせてあげて欲しいと思っています。
ワンコは何だかんだ言って散歩が大好きなのですから。
