注意!憧れだけでは続かない薪ストーブライフ。

薪ストーブは手間が凄い

我が家は薪ストーブを導入して3度目の冬を迎えます。

去年、一昨年はこの時期(11月初旬)、薪ストーブを既に焚いていました。

しかし今年はまだ薪ストーブを焚いていません。

理由は2つあります。

1つ目は、今年は北海道はとても暑く、秋が例年以上に暖かいということ。

2つ目は生活が忙しくなり、薪ストーブにかける手間暇がなく、暖を取るのに灯油ストーブで済ませているということです。

そうです。薪ストーブは何より手間がかかります。

灯油ストーブであればボタン一つで着火できますが、薪ストーブはそういう訳にはいきません。

木切れ、着火剤、新聞紙など、燃えやすいものを入れて火を点け、火の加減を見ながら、くべる薪の大きさや量を調節します。

勿論ずーっと薪ストーブを見張っている必要はありませんが、灯油ストーブに比べ手間がかかるのは間違いありません。

北海道の灯油ストーブ(FF式ストーブ)は外にある灯油タンクとつながっている為、灯油の補充も必要ありません。よって手間は全くありません。

現代人は大変忙しく、便利な生活に慣れている為、生活に手間と時間をかけることに慣れていません。

なので、スローライフの代表の様な薪ストーブに憧れを持って導入したものの、使うことを止めてしまう人が後を絶ちません。

やはり理想と現実のギャップというものは何事にも付いて回ります。

薪ストーブの購入は慎重に

しかし、やはり暖かさにおいては薪ストーブを凌ぐものはありません

我が家も秋の寒さ程度(本州の冬くらい)ならば灯油ストーブで乗り切れますが、北海道の真冬の寒さは薪ストーブなしで乗り切る自信はもうありません。

勿論薪ストーブの暖かさや快適さを知らなければ灯油ストーブで乗り切ったかもしれませんが、既に知ってしまった今は灯油ストーブに戻る気はありません。

なので、どうしても薪を焚く手間や時間が取れない、薪を焚くのは面倒だ、などの時は灯油ストーブで済ませることにして、今までと同じように真冬の間は薪ストーブで乗り切ろうと思っています。

世は諸行無常です。

薪ストーブを導入した時は、薪ストーブを焚く手間暇を惜しむほど時間に余裕がなくなるとは思ってもいませんでした。

薪ストーブは鋳物である為、大変重く、さらには炉台などを設置したりするなど、すぐに売却したり、撤去できるものではありません

値段もとても高価で、大きさにもよりますが、設置代などを含めると100万前後することも珍しくありません。

なので、薪ストーブの導入には慎重になることをオススメします

薪ストーブ購入の補助金が出ている自治体もありますが、そういったものにつられて安易に導入しない方が無難です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

薪ストーブのネガティブな面を書きましたが、勿論メリットもたくさんあります。

薪ストーブの導入はメリット、デメリットを天秤ににかけ、よく考えてから購入してください。